夢奇房第9回公演『夢どろぼうの住む街』にお越し下さり誠にありがとうございました。
今回「タラン」役として出演致しました関根悠一朗と申します。
皆様イリュージョンは楽しんで頂けましたでしょうか。
今回のイリュージョンはストーリーに溶け込んだ形での演技となり、
よくテレビ等で見掛ける表現方法とは異なった見せ方を致しました。
「手品」ではなく、「『夢どろぼうの住む街』で起きたちょっと不思議な事」として
感じ取って頂けたら嬉しく思います。
そんな不思議な事が起きる夢奇房の世界で、今回私は人生初の悪役を演じました。
「トウドリ」から信頼を受けている執事「タラン」。
彼は自分の欲に負けて「トウドリ」を裏切る事になります。
それまで感情をあまり表に出す事がなかった「タラン」は物語が進むに連れて、
怒りを隠し切れなかったり、人をあざ笑ったり、自分の感情が表に出てくるようになりました。
負の感情が多いキャラクターでしたが、こんな魅力的な「タラン」を演じる事ができ幸せです。
皆様もできれば「タラン」をたまに思い出して上げて下さい。
最後に。
夢奇房は来年第10回公演となります。
皆様にさらなる夢の一時を御覧頂けますよう頑張りますので、それまで暫しお待ち下さい。
ではまた、、、。
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