◇カウントダウン企画 第10回

第10回公演まであと4日!
今回と次回のインタビューは、マジックやジャグリングの
パフォーマーではなく、この公演の物語を進めるメインキャラクターたち。

まず今回はストーリーテラーを担う猫又、
セキエン(戈文来さん、通称来ちゃん)&
ツキマド(こりすさん)の2人です。
この2人(2匹?)が、皆さんを物語の舞台「ウラ道」へと誘います。


カウントダウン企画 第10回

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ということで今回のインタビューはセキエン&ツキマド。猫又のお2人です!!

 来ちゃん
(以下、来)&こりす(以下、こ): にゃ~ん!

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ね、ネコ、可愛い…!!

こ:
(照)

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ちなみに、猫又って何者なんですか?

来:
長く長く生きて物の怪になった猫です。どれぐらい長いかっていうと…

こ:

800年くらい生きてるかねぇ?(笑)

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長い!
これこそ物の怪…今回の物語の舞台となる「人間の世界とは違う異世界」の象徴的なキャラですね。

来:
性格としては意地悪で、すごい世間擦れしているような感じなんです。
今回猫又の2人はストーリーテラーのような役割なんですが、基本的に上から目線。

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長く生きてるからですかね…

こ:
そうかもしれませんね(笑)。
ちなみにセキエンよりも私が演じるツキマドの方がより意地悪な感じ…かな?
最初の設定では2人同じ性格だったのですが、次第に台本の変更とともに変わっていきました。

来:
演出が進行して台本が更新されていくうちに、変わっていくんですよね。

こ:
途中から「ツキマドは、意地悪な性格で行くことにしますー!」と演出担当にいわれまして(笑)。

来:
そうでしたね~!
ちなみにセキエンはツキマドよりもう少し、「世話焼き」な性格ですね。





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今回、こりすさんは初参加ですね。

来:
ようこそようこそ!

こ:
ありがとうございます~!!

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夢奇房のみんなと舞台に立ってみて、どうですか?

こ:
そうですね~、手品とかを初めて間近で見て「すごいな」って思います。
去年は客席で見ている立場だったので。

来:
去年はこりすさん、お客さんとしてきてくれていたんですよね。

こ:

そうなんです。
そのとき素敵だなって思っていたマジシャンやジャグラーの方と今回一緒に舞台に出られるって…すごい光栄に思っています。
あ、でもそれだからこそ、そんな皆さんに負けない演技をしたい!って思っています。

来:
それに私たちは開演前に、つまり他の演者さんより先に、お客さんの前に現れるキャラですから…。

こ:
それだけに、とっても重い責任を感じてもいます。

来:
公演の開演前に私たち猫又は会場ホールの入り口に現れますが、
多分いらっしゃっているお客さんの多くはまだ、
今回の公演の「異世界」に入ったという気持ちになってはいないと思うんですよね。
そんなお客さんをこちらの異世界、つまり「ウラ道」に引き込むのが私たちの最初の役割だと思っています。

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実際のところ、開演後に登場するパフォーマーたちは、2人を頼りにしていると思いますよ。
セキエン&ツキマドがお客さんをこちらに引き寄せてくれるのを…!

こ:

そうですか!!頑張らなくちゃ…!

来:
そうですね!!





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そんなセキエン&ツキマドという、猫又役に対して思い入れはありますか?

来:
夢奇房の公演はいつも独特の「世界観」があると思いますが、
今回は人間でない者たちが住む、まさに「異世界」を十分に出したいです。
現実世界からかけ離れたような…。

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客席に入ってから…そして終演後ホールを出るまで、ですね。

来:
そうですね!

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ツキマドさんはどうですか?

こ:
今回登場する「ウラ道」の住人って、おもしろいけれど案外いい人が多いんですよね。
ですから私としては、セキエン&ツキマドはウラ道の住人としてちょっとピリリとした存在になりたいですね。
こんなところに迷い込んでしまった人間の皆さんが、初めて出あったのが私たちですから…

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別世界の代表ですね。

こ:
おいしい役です!!

来:
そうですね~!

こ:
本番2ヶ月前というタイミングで「私も出たいです」っていったのに、こんなにおいしい役もらっちゃって。
とても嬉しいです。





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さて、もう本番までもうわずかですが!

こ:
ああ~どうしよう!!

来:
早いよね!

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本番に向けて、意気込みをどうぞ!

こ:

意気込み、ですか!?

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ぜひ、…猫又として!

こ:
に、にゃ~!!(笑)

来:
にゃー! (笑)
ええと意気込み…難しいですね、「○○だニャ!」というべきか…!

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それでも全く、OKですよ??

来:
そ、それはともかく(苦笑)、今回はぜひ“迷い込んで”ほしいですね、私たちの世界に。
そういう役割を担う者として、お客さんを全員引き込んでいきたい。
そう思いますよ!

こ:
前回公演で観客だった自分だからこそ今思うことなんですが、
きっと来てくれるお客さんって、手品かジャグリングを目当てにきている人がやっぱり多いと思うんです。
でも猫又ツキマド役の私としては、そういった人たちの記憶にもばっちり残る演技がしたいです。

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おいしいキャラ、ですものね!

こ:
そうですね。
というかむしろ、帰るときにお客さんが覚えてるのがマジシャンやジャグラーではなく…!?

来:
私たちであるのを…願う…!!

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おお、すごい気合いです!

来&こ:
手品師なんか!ジャグラーなんか!食っちゃうニャー!!

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ありがとうございました!(笑)
なんだかインタビューの真っ最中でもネコっぽいセキエン&ツキマド役の2人なのでした。

さて、次は引き続きストーリーを紡ぐメインキャラクターですが、ついに主人公の2人!
なんと両者ともに今回、初参加ながらの大抜擢です。
お楽しみに!!





1988年7月31日生まれ、24歳。
愛称「らいちゃん」。

マラバリスタ所属。
第7回公演から参加し、主に脚本を担当している。
今年は夢奇房の数名のメンバーとともに、大道芸ワールドカップin静岡でクラウンデビューした。

社会人2年目として日々仕事にも追われているが、
本公演では脚本を担当すると同時に台詞付きの役にも挑戦する。


1987年5月7日生まれ、25歳。
関西学院大学出身。

今回、夢奇房には初参加・初出演。
昨年の公演も観客として見に来ており、メンバーの勧誘で今回参加となった。

AKB48が大好きでCD を何十枚も持っており、握手会にも何度も足を運んでいる。
誰が一番好きか?という問いに対しては「全員!」だとのこと。





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