◇出演者よりご挨拶 vol.9

毎年恒例ごあいさつ、はじめましての方ははじめまして。
いつも見に来て下さってる方はいつもまして*
恋人を亡くしたひきこもり妖精、ラニィを演じさせて頂きました、
村田奈央です。

この度は夢奇房第10回公演『道化の歩いた道』へお越しいただき、
どうも有難うございました。
第10回ということで内部としてはいつもに増して
気合いを入れた気がする回でしたが、みなさま、いかがでしたでしょうか。
あの裏道の世界をみなさまにも感じて、楽しんで頂けたなら、
私はとても嬉しいです。


さて、今回私は真っ黒な衣装で四つ玉をやらせて頂きました。
真っ黒なぶかぶかシャツ、ボール、椅子、膝をかかえた子。
そんな子が、帰ってこないとわかっているひとを
想っていたらいいなーなんて妄想から、始まった演技でした。

だからアンケートでラニイとクランに心を動かしてくれた方々のコメント、
本当に嬉しかったです。
私は何かを想って演技するのが好きだから。
具体的なことは全然なくて、抽象的ばっかりで
絶対分かりづらい演技だと思うけど、
でも何かが伝わっていたなら、嬉しいな。
演出はひとえにプロデューサーの力です。
でもあの演出とあの演技で少しでも心を動かして下さったり、
ため息をついて貰えたなら、最高です。
一人一人ごあいさつしたいくらい。
どうも有難うございます。


それから、今回は振付けをジャグラーのぱわぁ氏につけてもらいました。
ちょっとそのあたりにも触れておこうと思います。
私の今回やりたいことは、3つありました。
-ちゃんと手品な四つ玉をすること。
-このコンセプトをやること。
-そして四つ玉を可愛く持つこと。
四つ玉を可愛く持つ、というのは、ボールを栄えるようにとか、
ボールと体の綺麗な関係を作るって意味で言いました。
それは分かりやすく言えば位置もそうだし、
流れとか、つながりとか、いろいろ。
そしてこれは、私ではてんで力不足なところなんです。
だから、そういう事に関して私が信頼しているぱわぁ氏に相談をしました。
今回の動きをつけてもらって、少し学べたと思います。
まだ少しですけど。笑
この演技もここでやめないでもっと体をつくりつつ
磨いて行けたらなと思っています。


最後に。
去年に続き、今年もメンバーにはものすごく心配と
迷惑をかけてしまいました。。
本番に悔いのない演技が出来たのは、本当に、周りの人たちのおかげです。
頭があがりません。どうも有難う御座います。
夢奇房って、こんな駄目駄目な私まで信じてくれて、
本番にのっけさせてくれて、本当にあったかい。
毎年言っててあれですけど、
私もっとしっかり演技出来るようにがんばらないと。
もーちょっと、夢奇房に貢献できるようになりたいですもん。
ね*


さて、来年はまた新しい夢奇房の世界があります!
みなさまにも、またそこでお会い出来たら嬉しいです。
まだまだ進化して行く夢奇房、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

また一緒に、素敵なユメをみましょうね*