◇出演者よりご挨拶 vol.3

夢奇房第10回公演にお越しくださいました皆様
本当にありがとうございました。
銀の猫又(ツキマド)を演じさせていただきましたこりすです。

猫又は会場扉前で皆様に一番最初に会えるキャラクターでした。
会場扉前での口上というのは夢奇房でも初の試みらしく、
演じる私も正直すごく不安に思っていました。
しかしお客様との距離が近く、おひとりおひとりと目を合わせ語りかけ、
皆様の反応を直接肌で感じることができ、
とても楽しく演じることができました。
我々猫又は皆様を裏道の世界へ引き込むことができたでしょうか…?

また劇中の猫又はストーリーテラーのような役割も担っていました。
意地悪な事をいいつつ結局良いやつという愛すべきキャラクターでした!!
夢奇房の舞台ではほとんどのキャラクターが言葉を発しません。
その中でセリフをしゃべらせて頂くことは、とてもありがたいことで、
またセリフの一つ一つにすごく重みがあったということだと思います。

こんな素晴らしい役を下さり、
夢奇房初参加で初めて大きな舞台に立つような
若輩者の私を温かく迎えてくださった夢奇房の方々。
本番二か月前に誘ってくれたバルーンチームの永井さん。
相方猫のセキエン。演者以上に熱い夢奇房スタッフチームの方々。
そして何よりご来場くださった皆様、暖かい拍手をくださった皆様…
本当にありがとうございました。にゃー!!!