◇カウントダウン企画 第9回
8日間続いてきたカウントダウン対談ですが、
今回の9回目は夢奇房の創立メンバーの1人であり、
唯一第1回公演から出演し続けて
今回とうとう10回目の出演となる秋山圭介さん。
そしてその大御所とこれまで3度も一緒に舞台に立ってきた
島形麻衣奈さん。
この夢奇房の公演の代名詞ともいえる彼らですが、
今回の公演にかける思いを聞いてみました。

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秋山さんは今回、なんと第10回公演に“10回目”の演者として出演です!
連続記録、ホントおめでとうございます!!
連続記録、ホントおめでとうございます!!
麻衣奈:
(以下"麻")
(以下"麻")
拍手!拍手~!!
秋山:
(以下"秋")
(以下"秋")
ありがとうー!
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おめでとうございます! やっぱり、感慨深いですか…?
秋:
うーん…いやそうでもない。
麻:
あれ?
秋:
回数とか、あんまり考えていないな。
自分としては、もう出るのが当たり前なんだよね。あんまり特別じゃなくて…
自分としては、もう出るのが当たり前なんだよね。あんまり特別じゃなくて…
麻:
でもやっぱりすごいですよ。
秋:
ホント、みんなのおかげです。
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社会人で仕事しながらなのに、毎回出るのはやっぱり大変ですよね?
秋:
どっちかっていうと、練習とかが本格的に始まる前、9月とかがキツいね。
今年もこれから毎週練習するんだ!っていうのを覚悟するのとかが。
あとはもう、麻痺してます(笑)。
今年もこれから毎週練習するんだ!っていうのを覚悟するのとかが。
あとはもう、麻痺してます(笑)。
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麻衣奈ちゃんも、夢奇房は参加してから長いですよね。
麻:
私が初めて出演したのは、第4回のシートの時ですね。秋山さん・鈴木さんと3人で出ました。
その次は第5回公演、秋山さんとペアのリングで。
その次は第5回公演、秋山さんとペアのリングで。
────
それ以来…もしかして、ずっと秋山さんと出てる??
麻:
実は私…1人で出たこと無いんですよ~!!
秋:
あれ?そういえばそうか。
麻:
実は一人で出たいなーと思っていたりもしていたんですが。
秋:
おやおや(笑)
麻:
リングで出たい!っていったら、秋山さんもリングで出るって意思表明していて。
かぶっちゃったから一緒に出ようってことになるんですよね。
私たちリングしかできないですから…。
かぶっちゃったから一緒に出ようってことになるんですよね。
私たちリングしかできないですから…。
────
いやいや、2人ともハトでも出ているじゃないですか。
秋:
まぁとにかく、自分たちはリングが好きだから…結局、2人でリングで出るのはこれで3回目なんだよね。
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ペアの演者ってこれまで結構いますが、何度もやってるペアはいないんですよね、実は。
秋:
そういやそうかー!!
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ここまで来ると、息の合った演技も難なくできる…ていう感じですか?
秋:
いや…そうでもなく。
麻衣奈のほうは今期、ダンスをやったりいろんなことに新しく挑戦しているから、
いつものつもりで合わせてみたら、間が全然違う!変わってる!
麻衣奈のほうは今期、ダンスをやったりいろんなことに新しく挑戦しているから、
いつものつもりで合わせてみたら、間が全然違う!変わってる!
麻:
え~!そうですか??
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確かに、動きがちょっと変わったかな、という意見も…。
秋:
未だにね…動向がつかめない(苦笑)。
麻:
自由になりすぎちゃってますかね(笑)。
ステージマジックの動きとその他のが混ざってしまっていて。
ステージマジックの動きとその他のが混ざってしまっていて。
秋:
それを追っかけて今、研究中だね。
麻:
とはいっても、練習のやり方とかルーティンの作り方とか、
さすがにお互い分かりきっているから、その辺りは上手くやれています。
全然、一緒に練習する機会がなくっても。
さすがにお互い分かりきっているから、その辺りは上手くやれています。
全然、一緒に練習する機会がなくっても。
秋:
そうだね。
麻:
どういう進め方をして、どこまでに何を持ってくるとか。
何ができて何ができないのかとか。
お互いのそういう感覚をつかんでいるのはすごいことだなーって自分でも思います。
何ができて何ができないのかとか。
お互いのそういう感覚をつかんでいるのはすごいことだなーって自分でも思います。

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悩んでいるペア演者インタビューはたくさんしてきましたが、この2人はさすがですね!
そんな2人だからこそできること、2人ならではの良さってありますか?
そんな2人だからこそできること、2人ならではの良さってありますか?
麻:
いい意味で、お互い共通点が無いっていうところでしょうか。
全く逆という感じで…でもそれだからこそ、お互い持っていないものを補い合えるんだなって思います。
全く逆という感じで…でもそれだからこそ、お互い持っていないものを補い合えるんだなって思います。
────
役割分担、ですね。
秋:
身長差、性別っていった見た目の分かりやすいところがまず違うからね。
自分は動き荒いけど麻衣奈はすごい巧いから!
あとは…なんだろうね、ルーティンに対する熱さは共通していると思うよ。
自分は動き荒いけど麻衣奈はすごい巧いから!
あとは…なんだろうね、ルーティンに対する熱さは共通していると思うよ。
麻:
リングへの愛…ですね!
秋山さんはそこが一番すごいです。
だってリングやり始めてもう14年…?ですか?
秋山さんはそこが一番すごいです。
だってリングやり始めてもう14年…?ですか?
秋:
そうだね。大学で初めてやったステージ種目がリングだから、ホントに長いよね。
────
秋山さんのリング演者歴が、ほとんどイコール手品歴なんですね。
麻:
私も経歴が同じなので、秋山さんが歩いてきた道をあとから追いかけて歩いてきている感じでしょうか。
それにしても、こんなにリングを愛している人ってなかなかいないと思います!
だからこそ、何度出ていても毎回新しいものを持ってくる。
リングって新しい技とかを考え出すのすごく難しいと思うのですが。
それにしても、こんなにリングを愛している人ってなかなかいないと思います!
だからこそ、何度出ていても毎回新しいものを持ってくる。
リングって新しい技とかを考え出すのすごく難しいと思うのですが。
秋:
この大変さ、分かってほしいよね(笑)。

────
今回の見どころはなんですか?
麻:
そうですね…リングって、ネタも現象も本当にシンプルなんですけれど、それでも「不思議」って思ってもらえるような。
こんな、ただの輪っかなのにどうしてこんなにすごいんだろうって思ってもらえたらいいなって思います。
曲も、ホントすばらしい曲なので!
こんな、ただの輪っかなのにどうしてこんなにすごいんだろうって思ってもらえたらいいなって思います。
曲も、ホントすばらしい曲なので!
────
そうですね、演順としても、ストーリーがちょうど大詰めのところですし。
後半の演者にふさわしい良い曲ですよね。
後半の演者にふさわしい良い曲ですよね。
麻:
「ブラボー!」っていわれたい。
秋:
いわれたいね!!
麻:
今回一緒に舞台でよう、って決めたときに2人で打ち合わせしたんですけれど、
ほとんどその通りになっていますよね、今。
ほとんどその通りになっていますよね、今。
秋:
うん、なってるね、「トリを飾るような演技にしよう」っていう。
麻:
お互い「これで最後!」っていうくらいの気持ちで、今までで一番良いものを作ろうって思っています。
それこそ、「ブラボー!」ていわれるような…
それこそ、「ブラボー!」ていわれるような…
秋:
伝説に残るような!
麻:
そうですね(笑)
────
秋山さんにとって、見どころやこだわりは?
秋:
見た目の分かりやすさかな。
リングっていうネタも、背や性別っていう2人の見た目の違いも、
遠くから見ているお客さんにとっても分かりやすいものになると思うんだよね。
それがまず見どころになるかな。
あと、今までいってた通り、何度もペア組んできたからこそのコンビネーションだね。
リングっていうネタも、背や性別っていう2人の見た目の違いも、
遠くから見ているお客さんにとっても分かりやすいものになると思うんだよね。
それがまず見どころになるかな。
あと、今までいってた通り、何度もペア組んできたからこそのコンビネーションだね。
────
秋山さんと麻衣奈ちゃん、舞台に対する気持ちが同じなんですものね!
秋:
そんな自分たちを見て、「リングやってみたいな」って思ってもらえたら良いな。
────
ペアの鏡ですね!
秋:
今回の出演者は、コンベンションにも出て活躍しているマジシャンもいるから、
その中でどうみられるか…それも気にしているところではあるね。
その中でどうみられるか…それも気にしているところではあるね。

────
最後に、本番に向けて思うところを!
秋:
ストーリーとしては大詰めのところなので、絵面として「綺麗だなあ」って思ってもらえたら良いなあ。
麻:
そうですね。
秋:
今回は、結構時間としても長い公演なので、「綺麗なもの見たな」ていう印象さえ残ってくれれば!
麻:
今回の私たちのテーマは「わ」なんです。
リングという道具の形状を表す「環」であり、全員がこの公演を最高のものとするために積み重ねてきた「和」、
人と人とのつながりの「輪」。
演者・スタッフで紡いできた「わ」の重なり、つながりが集まって、調和のとれた大きな「わ」になって。
上手くいえないですけど…そういうのを表したいんです!
「わ」という言葉には、すべてが詰まっているように感じます。
リングという道具の形状を表す「環」であり、全員がこの公演を最高のものとするために積み重ねてきた「和」、
人と人とのつながりの「輪」。
演者・スタッフで紡いできた「わ」の重なり、つながりが集まって、調和のとれた大きな「わ」になって。
上手くいえないですけど…そういうのを表したいんです!
「わ」という言葉には、すべてが詰まっているように感じます。
秋:
大きいこというなあ~!!(笑)。
麻:
お客様に楽しんでいただける演技をするのはもちろんのこと、
つい先月第一子も生まれ、夢奇房立ち上げメンバーであり10回連続出演の、
私にとっては師匠でもある秋山さんに捧げる演技をたい、そう思っています。
つい先月第一子も生まれ、夢奇房立ち上げメンバーであり10回連続出演の、
私にとっては師匠でもある秋山さんに捧げる演技をたい、そう思っています。
秋:
ありゃー!(笑)
麻:
ホントですってば!伝説のリングを残しましょう!
────
ありがとうございました!
ペアを組んで長い2人だからこその、想いがこもったインタビューでした。
出演10回目、そしてペアとしては3回目という長い経歴の2人ですが、
常に新しいものに挑み、成長しているんですね!!
今回でパフォーマーへのインタビューは全てとなりましたが、次回からはストーリーのメインキャラクターや演出担当の対談になります。
「今年はどんなお話になるの?」と気になっている方はぜひ見てくださいね!
ペアを組んで長い2人だからこその、想いがこもったインタビューでした。
出演10回目、そしてペアとしては3回目という長い経歴の2人ですが、
常に新しいものに挑み、成長しているんですね!!
今回でパフォーマーへのインタビューは全てとなりましたが、次回からはストーリーのメインキャラクターや演出担当の対談になります。
「今年はどんなお話になるの?」と気になっている方はぜひ見てくださいね!


1979年5月31日生まれ、33歳。
法政大学奇術愛好会出身。
夢奇房の前副キャプテン。
夢奇房の旗揚げ公演から演者として出続け、今年でついに10年連続10回目の出演となる(団体最多・最長)。
夢奇房創立メンバーの鈴木キャプテンをはじめ、古株として夢奇房幹部としてメンバーを見守っている。
先月(1月)に第一子が誕生。子煩悩な父親ぶりを発揮中。
趣味はプロレス観戦と、野球観戦。
東北楽天ゴールデンイーグルスのファンクラブに入っている。
【主な出演作】
2004年 第1回公演「然」 (リング)
2005年 第2回公演「凛」 ヤン(ファンプロダクション)
2006年 第3回公演「瞬」 スコア(ハト)
2007年 第4回公演「シートと黄金の紙」 レザック(アラカルト&ハト)
2008年 第5回公演「Fruit on the Wedding Cake」 ストラ(リング)
2009年 第6回公演「ゆめ戯草子~ふたりの浦島おかし話」 時の番人(リング)
2010年 第7回公演「サーカスの魔法は街を包んで」 ジュウ(マスク&ハト)
2011年 第8回公演「常夜の月花」 ローク(リング)
2012年 第9回公演「夢どろぼうの住む街」 ユージン(リング)
法政大学奇術愛好会出身。
夢奇房の前副キャプテン。
夢奇房の旗揚げ公演から演者として出続け、今年でついに10年連続10回目の出演となる(団体最多・最長)。
夢奇房創立メンバーの鈴木キャプテンをはじめ、古株として夢奇房幹部としてメンバーを見守っている。
先月(1月)に第一子が誕生。子煩悩な父親ぶりを発揮中。
趣味はプロレス観戦と、野球観戦。
東北楽天ゴールデンイーグルスのファンクラブに入っている。
【主な出演作】
2004年 第1回公演「然」 (リング)
2005年 第2回公演「凛」 ヤン(ファンプロダクション)
2006年 第3回公演「瞬」 スコア(ハト)
2007年 第4回公演「シートと黄金の紙」 レザック(アラカルト&ハト)
2008年 第5回公演「Fruit on the Wedding Cake」 ストラ(リング)
2009年 第6回公演「ゆめ戯草子~ふたりの浦島おかし話」 時の番人(リング)
2010年 第7回公演「サーカスの魔法は街を包んで」 ジュウ(マスク&ハト)
2011年 第8回公演「常夜の月花」 ローク(リング)
2012年 第9回公演「夢どろぼうの住む街」 ユージン(リング)

夢奇房は、第4回公演から参加し、今回は4回目。
大学から手品を始め、夢奇房の公演にも何度も出演しているお馴染みの演者。
現在は声優として活躍しつつ多忙な毎日を送っている。
【主な出演作】
2007年 第4回公演「シートと黄金の紙」 チェシア(アラカルト&ハト)
2008年 第5回公演「Fruit on the Wedding Cake」 セイカ(リング)
2010年 第8回公演「常夜の月花」 ミレーヌ(リング&主要登場人物)
大学から手品を始め、夢奇房の公演にも何度も出演しているお馴染みの演者。
現在は声優として活躍しつつ多忙な毎日を送っている。
【主な出演作】
2007年 第4回公演「シートと黄金の紙」 チェシア(アラカルト&ハト)
2008年 第5回公演「Fruit on the Wedding Cake」 セイカ(リング)
2010年 第8回公演「常夜の月花」 ミレーヌ(リング&主要登場人物)
