夢奇房第17回公演「それは、ひと時の雨宿り」まであと少し!
直前企画として、今回主要キャラクターをつとめる4人にインタビューしました!
ヒロイン役は藤紫そのさん。劇団マリーゴールドの元メンバーで今は宵待市に勤務するノゾミを演じます。
そして、劇団マリーゴールドのメンバー、真里亜・若菜・拓を演じるのは、それぞれ荒井さん・森川さん(愛称:双葉ちゃん)・樋口さん(愛称:ともくん)です。
では、さっそく聞いてみましょう!
※写真左から
――まず最初に、劇団マリーゴールドの皆さんに自己紹介をお願いしたいと思います。
では、真里亜さんから。
荒井:真里亜です!!劇団マリーゴールドを主宰しています。
――おっ、主宰者!
荒井:はい、劇団の座長です!あと、演出もやってますよ。
双葉:そして、私は劇団で最年少!若菜です。
一番あとに入団したんですけど、舞台監督やってまーす。
――舞台監督って、どういう役割ですか?
双葉:そうですね……演出とは違って、舞台をマネジメントするのが役割ですかね。
演出が決めたことに対して、どうやって配置したらうまくまわるか、とか。
荒井:演出の私は、ストーリーをこう展開しようとか、どういう光や音を入れようかなどを考えて指示しますが。
双葉:私はそれを実現化するのが仕事です。
例えば、「明るい雰囲気」にするならこの色の照明にしよう、とか。
――かなり重要な役割ですね。最年少なのに、頼もしい! さて、黄色いあなたは……?
とも:黄色いあなた!(笑) ええまあ、いつも黄色いシャツを着ている、拓です。
自分は劇団マリーゴールド裏方の頭脳担……
真里亜&双葉:いじられ役~!!
とも:いじられ役!ちょっと! “頭脳担当”って言わせて!
一同:(笑)
――頭脳担当、というと?
とも:具体的には、スタッフを使って大道具や小道具をどう動かすかとか、誰にどの仕事をやってもらうかとかの役割分担などをする、現場の実働部隊ですかね。
双葉:実際に人を動かしてくれるのが、拓ですね。
――なるほど。それぞれの役割分担で劇団がうまく回っているという感じですね。
ところで皆さんは、どういう経歴で、このマリーゴールドで活動するようになったんですか?
荒井:私はずっと演劇をやってきたんです。大学のころは役者もやってて。
でもやっているうちに、自分のことだけではなく他のところにもたくさん口出ししたくなっちゃったんですよね!(笑)
――全体に関わりたくなったということですね。
荒井:そうですね、全体を創りたくなったし……あと、私、みんなの世話を焼くのがもともととても好きだったというのもあって。
劇団立ち上げて、舞台やりたいって子たちをを育てたいと思ったんです。
双葉:真里亜さんらしい。
荒井:で、マリーゴールドを立ち上げて、一緒にやりたいなって思った仲間に片っ端から声かけて。
最初はほとんどスカウト、というか私がひっぱってきた人たちがメンバーになってくれました。
でも声かけたら結構集まってきてくれたな~。
――拓さんも、そういう人の一人?
とも:拓も、そうですね……
荒井:ヒマそうだなーと思って(笑)。
とも:ヒマそうって!!
双葉:そのままずるずる(笑)。
とも:うーん、うん、まあ。手伝ってもいいかなーって参加してて、気が付けば重要な役割を担わされてました(苦笑)。
双葉:私は珍しく、自ら「やりたいです!」って飛び込んだ人間。
荒井:そうそう!自分から来たのは若菜くらいよ~(笑)。
双葉:若菜は、マリーゴールドの公演を見て感動して、終演してすぐ真里亜さんに「私、入ります!!」って言いにいったたんです。そしたら、
荒井:即・採用。
双葉:(笑)
荒井:この子いいわね、おもしろいわ!!という直感ですね。びっくりしたけど!
――さて、みんなに慕われている座長・真里亜さんですが、実際どんな人ですか?
とも:……派手!
一同:(笑)
とも:やることも、見た目も、派手!!
荒井:だって、おもしろくなくっちゃ意味ないじゃないの~!
双葉:うんうん!
とも:でもなあ、やらされるこっちの、いやいや、任されるこっちの身にもなって……
荒井:そーんなこと言って!ほんとは嬉しいんでしょ。
ほら全部、“拓だから”、できることなんだから!!
とも:!……“俺だから”?
双葉:うん!
とも:俺だから……! だよな。そう言われちゃなー。
双葉:ちょろいな(笑)。
荒井:ちょろいわね(笑)。
とも:ちょっと!!
――さて、若菜ちゃんの方はどうでしょう?
双葉:若菜にとって、真里亜さんは頼れるお姉さん。
ちょっと暴走するところもあるけど、でもそんなとこも好き。楽しいもん。
リーダーシップもあるし。
とも:うん、リーダーとしてのカリスマ性はあるよね。
双葉:で、真里亜さんの暴走するのを止めるのが、私。
とも:ええ~、一緒に暴走してない??
双葉:そんなことないよー。
荒井:そうよそうよ。ねー!
双葉:ねー!
――拓さんも、何だかんだ言って真里亜さんを信頼してついて行ってるんですよね。
とも:ええまあ、そうですかね~。
――主に裏方で活躍しているそうですが、もともとそっち方面が好きで?
とも:いや、別にそういうわけではなかったんですけど、やってみたらだんだん面白くなってきて。
荒井:拓は、パズルとかゲームが好きなんですよ。
だから、舞台の進行表とか配置とかを組み立てるのがうまいの。
とも:あ、そうです、パズルとかゲームは小さいころから好きなんですよ。
荒井:ボードゲームとかすごい好きね~。
――あ、ゲームもいろいろ種類があるけど、そっち系が好きなんですね。
荒井:効率とかすごい考えているんですよ、頭使って。だから……裏方ぴったりかな?って。
とも:うん、まあ、そういうパズルみたいなの好きだから、はまっちゃいますかね。
――さすが、拓さんにぴったり。拓さんだからこそ、ですね。
とも:俺だから……
荒井:そうそう!拓にしかできないこと、いっぱいあるわよ~。
とも:俺にしか……!
荒井:ちょろいわ。
とも:何かこの流れ、デフォルトになってきた!!
荒井&双葉:(笑)
――何やらだんだん盛り上がってきましたね。
さて、マリーゴールドの皆さんへのインタビューはいったんここまで。
劇団の話ですっかり盛り上がってしまって、ヒロインのノゾミさんにほとんどインタビューができなかった!!
ということで、次回は今日の続き、ノゾミさん役の藤紫そのさんにもたくさんインタビューしていきますよ!
お楽しみに……。