Interview - 第5回


夢奇房第12回公演まで、あと9日となりました!

ここからは公演後半のパフォーマー。
第10回・11回から連続の出演となる大江さんと、
初出演の星さんです。

カーニヴァルの仮面舞踏会でそれぞれレアルタ役(大江さん)・ジーン役(星さん)として登場します。
男前の2人が中盤を盛り上げます!

Interview - 第5回

―レアルタとジーンは、カーニヴァル中盤を盛り上げる“イケメン2人”だと聞きましたが!!

大江:いやいや、そんなことは。みんなが勝手に言ってるだけだからね。

―そうなんですか??

:そうそう……、じ、実生活は果たしてどうかっていう、ね!!

大江:(笑)

Interview - 第5回

―じ、実生活がどうかは触れないでおくことにして……今回星さんは、夢奇房初参加ですね。

:そうなんです、っていうかこういう役でジャグリングするのも初めてで。
夢奇房に参加したのは、去年の夏にやっていた「ジャグリング練習会」がきっかけなんです。

―誰でも参加OKってことでやったミニイベントだよね。
メンバー以外にも声かけたりしたから、いろんな人が集まってきたとか。

:その時もう既に「ああ、星くん!久しぶり!!」みたいな扱いで(笑)。

―初参加なのに、打ち解けるの早いですね~。

:もともと夢奇房は知っていて、社会人になったら入りたいなと思っていました。
それを言ったら「じゃあ今回出るか!」といわれまして。
ということで今回からシガーボックスのパフォーマーとしてお邪魔してます。

―社会人になるより前に、勢いで出演することになったんですね。
一方の毅さん(※大江さんのこと)は、今回で出演3回目ですね。

大江:今年の演技はマスクですし、やりなれたような感じになっています。

:安定感!!

大江:とはいえ、いろいろ挑戦はしていますけれどね。

:安定感は毅さんにお任せして、ち、ちょ、挑戦部分は自分が!!

―星さん、噛みすぎですって!(笑)

:いやー普段あまり人としゃべらないですからね。。

大江:おいおい!(笑)

Interview - 第5回

―さて、今回出演するのに当たって、目標はありますか?

:モテたいです。モテるために演技してます!

大江:(笑)

―具体的にはどんなところで努力しているんでしょうか。

:これまでは見ているお客さんの顔を見るとか視線ふるとか、全然できなかったんですけれど、
今は「こっちの人!あっちの人!」って見られるようになって来ました。
ドヤ顔してます!(笑)

―お客さんを意識できるようになってきたんですね。

:前は、見てる人関係なしの“壁に向かって練習勢”でしたから。

大江:“壁に向かって練習勢”!(笑)

:ようやく人前に立っても、心がぶれなくなってきました。

大江:ハートが強くなった??

:夢奇房のみなさんのおかげです、ホントありがとうございます!!

大江:(笑)

:夢奇房の舞台は500人規模の会場だし、客層はいろいろですよね。
こういうのは初めてですから人前に慣れるのが今後の課題です。どうすればいいんですかね。

―あれ、モテるの話じゃなくなってきましたね……(苦笑)

大江:軸がぶれてる(笑)。

:も、もちろん、みんなにモテたいです!ろうにゃくにゃんよ、、

―また噛んでますよ!(笑)

Interview - 第5回

大江:僕個人の意見だけど、星くん演じるジーンの見どころは、やっぱ……衣装かな!

:い、衣装!(汗)これはホント悩みました。
衣装スタッフさんありがとうございました!

大江:衣装も大変だったろうけど、キャラとか路線もだよね。
初めてのタイプだったんでしょ?

:そうそう役作りは初めて。
キャラなんて要らないと以前は思っていたクチなんです。
ジャグリングさえすればお客さんは喜んでくれるだろうとか思ってたけど。

大江:解るよ~。

:公演の練習やリハでは、いろいろと心苦しい気持ちでした。
上手くキャラクター演じたいのにできていない自分がいて。
でもみんなの足引っ張りたくない、くやしいなって。
経験豊富な他のメンバーとのギャップを埋めたいといつも思っていました。


―頑張ってきたんですね!!
ちなみにその演じているジーンってどんな男性なんですか?

:ジーンは、モテることに慣れてる男です!!

大江:おお!?

:僕のなかでは、ジーンは大江さん演じるレアルタのライバルポジション。
レアルタはどう思ってるか分かんないけど……対抗心で「おい立てよ、レアルタ!」みたいな。

―好戦的!熱い男ですね。

:レアルタ派のファンはみんな取り込んでやる、全部オレのもの!てキャラです。

大江:ま、レアルタは特にそういうのはなく。

:うわ、クール!こういうところで差が出る……!

大江:「勝手に熱いなこの人」みたいな。そういう関係かな(笑)。

―真逆ですね(笑)。

:なんか実生活もそういう感じがするんですけど~。

大江:いや!!そうでもない!実生活では自分は結構熱い。

Interview - 第5回


―そんな毅さんの今回のテーマは?

大江:やり慣れてるキャラでいつものような感じですが、その中で成長した自分をみせたい。
テーマは「今できるすべて」です。

:かっこいい~羨ましいッ。

大江:もちろん挑戦的な要素も。
自分のこれまで積み上げてきた演技をブラッシュアップして、更に新しい挑戦も付け加えています。

:個人的に毅さんの演技では、中盤あたりが好きです。
マスクの手品ってパッと出るのが多いけどちょっと違うから。

大江:うん、実は自分も。

―ルーティンのみどころはそこなんですね?

大江:いや、全部です。

:やっぱり毅さん熱い!!

大江:余すところなく見て欲しいですね!


―星さんのほうは、ルーティンでこだわったところなどありますか?

:自分はシガーボックスをやりますが、この道具って腰の辺りでの技が多いんですよね。あとは目線上くらい。
でも今回作ったルーティンは、足元とか地面を使っています。
他ではあんまりやらないと思うし自分しかできないルーティンだと思ってます!

大江:個人的にはグルグル回るところが好き。

:うん、僕も大好き。あれは僕の代名詞だと思っているので、まさに盛り上げポイント。
なので絶対失敗したくないです。

―演技のどのあたりで見られますか?

:2分45秒くらい……

大江:細かいな!(笑)

:ええと、後半のサビのところです!!ぜひ見逃さないでください!



―では最後に、本番にむけて意気込みを!

:公演本番の22日にはぜひ、バレンタインのチョコレートをいただきたく。

―公演日はバレンタインデー翌週ですよ!

:お気持ちとしていただければ……

大江:いやーこれよりおもしろい意気込みはないな!!(笑)

:ともかく“モテるキャラ”として黄色い歓声を浴びてみたいのでよろしくお願いします!

―さすが、モテる男ジーン役!

:演者一モテたいです、ダントツで!
男子とか正直どうでもよかったりして……

大江:いや、その気持ちは普通だと思う!
そして僕の意気込みは、「星くんよりモテる」。

:うわー!!!

大江:黄色い声も、さらに上を目指す。

:男子とかは……!

大江:いわずもがな。

Interview - 第5回

ありがとうございました!
なんだか熱くて好戦的な対談でしたが、どんなカッコいい演技が観られるのか、どちらも楽しみですね。
ということで、女子にモテたい2人でした!(笑)

次回は、夢奇房旗揚げ時からの古参メンバーと、初出演のマジシャン2人による対談です。
引き続きお楽しみに。


Interview - 第5回

東洋大学マジシャンズソサエティ出身。
夢奇房には第10回から演者として参加。

先輩のサークル勧誘がきっかけで大学からマジックを始め、今では各種コンベンションにも出場する本格派マジシャン。

普段は一社会人として、金融機関で仕事をしている。
夢奇房のメンバーからは、お酒に強い“お酒つよし”と称されているとかいないとか。

【主な出演作】
2013年 第10回公演「道化の歩いた道」
 クラン(マスク)

2014年 第11回公演「ルーフボーイ」
 フィリップ(ウォンド)

Interview - 第5回

東工大ジャグてっく、および横浜国立大YBSに所属。
夢奇房は今期初参加。

お笑いコンビのラーメンズが好きで、パントマイム等のパフォーマンスに興味を持っていたのをきっかけに、大学1年生からジャグリングをはじめた。

現在は大学院で生物を学んでいる。

好きなものは、ペンギン・脳・宇宙。
ペンギンは、なかでもアデリーペンギンとキングペンギン(のヒナ)がかわいいという。

ちなみに今回演じる役名は、アポロ13号計画の飛行主任ジーン・クランツに対する彼の絶大なる憧れからきたもの。