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楽団の一員、マティとラティって、
どんな人なんですか?
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鈴木:
(以下,鈴)
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マティはとにかく明るい性格。
そして何よりもギターが好き。
もう…ホント大好き!!
実はギターを抱きしめて寝ている。
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うわーホントに大好きなんだ…
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鈴:
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あとは、ちょっかいだすとか人に絡むのが
好きかなー。
ちょっと悪乗りもしてみようかな??みたいな。
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悪戯好きな感じですね。
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らっきー:
(以下,ら)
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ラティにとってヴァイオリンは、気付けばそこにあったっていう存在。
体の一部っていう感じですね…。
ヴァイオリンは、曽祖父の形見なんですよ。
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今回の公演で、楽器を使おうと思ったきっかけは?
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鈴:
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「サーカス」ってテーマでやると聞いて、これは楽器が必要だ!と直感したんだよね。
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── | というと?
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鈴:
| サーカスっていうと、街から街に巡業しているっていうイメージがあるでしょ。
歩きながらできるパフォーマンスがあるといいなって、頭の中にあったのかな。
ギターは弾きながら動けるから、お客さんにフォーカスできていいなって思った。
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── | 動けるっていうのは、大きいですね。
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鈴:
| 最初はギターとタップダンスをやろうかなって思っていたんだけどね。
いろいろ紆余曲折を経たけど、とにかくサーカスに生演奏は必要だろう、
って考えたのが大きいな。
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ら:
| 私は鈴木さんが音楽やる上で仲間を探していると
聞いたので、ヴァイオリンで仲間入りしました。
自分ができることの中で、一番経験が長くてレベルも高いと
自負できるのが、このヴァイオリンだって言えると思います!
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── |
楽器を使うということで、苦労することとかありますか?
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鈴:
| うーん、やっぱりあわせるのが大変!
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── | 複数での演技(演奏)だから、でしょうか?
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鈴:
| 手品を複数人でやるよりも、さらに難しいよ。
音楽って一音でもミスるとフォローがきかない。
手品だったら、一歩くらい間違えてもリカバリーはできたりするんだけど。
BGMもないしね。
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なるほど。
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鈴:
| あとは地味~に、本番のホールではギターの音をマイクでどう拾うんだ?
みたいな悩みもあったりする(笑)。実は大変だったりするのね。
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ら:
| 実は私、ヴァイオリンを触るの8年ぶりなんです…!
しかも、きちんと演奏場所が設定された発表会以外で演奏するのは初めてです。
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── |
今回はかなり冒険してるのですね。
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ら:
| そうなんですよ!
初めてのことだらけで、どこがダメなのか分からなかったりっていうことも多いなあ。
鈴木さんがいるから、何とかやっているっていう状態です。
あ、あと弾きながら歩くのって…できない!
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鈴:
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意外と難しいんだよね~。俺は何とか歩くのはできるけど。
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── | お客さんに絡むのとか、難しそう!
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鈴:
| ちょっとね~実は踊ろうかとも思ったけどね…
踊れなかった(笑)
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ら:
| そうなんです!踊ろうと思ったら、弓がぶれるんです。
「うわぁ、死守しなきゃ!」って必死になった。
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鈴:
| 動きすぎると、音が死ぬんだよね。
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── | それは知らなかったです!みんなが案外分かってくれない苦労ポイントですね。
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ら:
| そうそう(笑)
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鈴:
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地味なつらさがある!!(苦笑)
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ら:
| それにヴァイオリンってあごで押さえるから、笑顔つくろうとしても不自然な笑顔にっ!。
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鈴:
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それぞれいろんな苦労があるんですよ~。
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