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前回公演に引き続き、今回も「台詞あり」の役ですね!
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れ:
(以下,れ)
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そうですね~!
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台詞ありの役をやりたい!と言っていましたが、そのわけは?。
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れ:
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もともと演劇が好きで、何か役をもらうことが好き!
実際に学芸会とかクラスの出し物とかでも、
台詞のある役を与えられることが多かったな~
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演じるのが好きなんですね。
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れ:
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そうそう。そんでもって、自分は手品も好き。
そもそも夢奇房に入った理由は、
好きな手品をやれる上にストーリー性のあるものを
演じられるからだったんだよね。
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なるほど!
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れ:
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どうせ舞台に立つんだったらむしろ、
役者寄りでやってみようかな!って。
演技力はないんだけどね~(笑)
何か、自分じゃないものを、演じたい。
それが楽しくて好きなんだなぁ。
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それにしても今回は台詞が多いですね!
前回はほとんど「太郎~」しか言ってなかったですが。
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れ:
| ああ~(笑)。
今回のMr.Fatという役は、夢ガーデンのロバート佐藤(※1)みたいな位置づけだよね。
進行役だから当然、台詞は多い!
でもまあ、普段は人前でしゃべる職業(学校の先生)だから、あんまり苦にはなってない。
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そうか!教壇に立ってしゃべってるんですよね~平日は。
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れ:
| 授業で話そうと思ってることはノートに書いてあるから、
台詞を言うのもそれと一緒。
言いたいことがきちんと頭に入っていれば、
多少のアドリブもきくかな~。
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もっとアドリブを入れたい、という感じでしょうか?
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れ:
| とはいってもロバート佐藤みたいなのは…
さすがに無理だな。
クラウンと一緒に踊っちゃうとかッ!!(※2)
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確かに!でも、演じ慣れていくうちに遊び心が入ってくるといいですよね。
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れ:
| いやぁでもね、このバカっぽいキャラ、これがまた難しいんだ…。
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バカっぽいのが、この団長のキャラ設定なんですよね。
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れ:
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ここが今回の課題かな。中身のない、カラ威厳を出すのが難しい!
自分の仕事と同じにしゃべると、威厳ばっかりが前に出ちゃうし。
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先生ですものね。
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れ:
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先生が「中身がない」じゃ、もちろんダメだからね。
普段の自分と逆なんだね~、団長は。
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今回演じる団長Mr.Fatってどんな人だと
思っていますか?
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れ:
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そうだね、団長らしく威張り散らしてて、
威厳たっぷり~って感じなんだけど、
ちょっと抜けてるんじゃない!?っていう人かな。
憎めない天然ボケキャラ?
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演出には関係ないけど、自分で考えている、
「裏設定」みたいなのはありますか?
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れ:
| う~ん…北国出身、かな!
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北国!?
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れ:
| 冬眠する動物みたいに蓄えてたら……“Mr.Fat”!みたいな(笑)。
そしてウオッカは水代わり。
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うわあー、そんな人なんだ!
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れ:
| 大食漢だわ、大酒のみだわで、「名は体をあらわす」(笑)。
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巡業した街での千秋楽では、すごい飲んでそう…
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れ:
| でもって団長の口上が最後にあるのに、すでに酔っ払ってぐでんぐでん、ていう。
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その辺が、「威厳がない」って感じですねぇ~
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れ:
| ああーそうそう、その方向性で間違ってない(笑)。
でもまだまだ、中身のないバカっぽい威厳の役作りは迷走中。
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第5回公演のパティシエ・カケル(※3)も、似たようなキャラでしたね。
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れ:
| 優秀なパティシエだけど、部下に仕事を任せられない、ダメ上司だった!
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そうでしたねー。でも今回の役は、お客さんにお愛想もしなくちゃだめなんですよね?
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れ:
| そう!前は場面設定がキッチンっていう裏場面だったから、
キャラはすごく出しやすかった。
今回はお客さんに対する表面的なフレンドリーさを出しておきながら、
本性も垣間見せなくちゃならない。
さらに団員に対しては偉そうにしていないとね。
「表の顔をしながらウラも表現する」ってのが難しいな。
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