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カウントダウン対談公開!!!


演出担当にインタビュー! ―演出へのこだわり、苦労、一寸ののろけ―

――まずはお二人の簡単なプロフィールから
佐野「え、普通にプロフィール答えればいいのか?
えーと、芸暦は1○年になりました。正直、長いだけで身になってません。
大学時代はマラバリスタ、法政大学奇術愛好会(HMS)に所属してました。
鈴木キャプとはHMS時代でしんどーい時期を一緒に過ごしました。
いろいろやったよねえ?
夢奇房立ち上げてから第一回公演「然」だけ演者でした。忘れられた過去。
第二回公演「凛」からプロデューサー兼脚本担当してます」

鈴木「自分はですね、飲み会面白いな~と思って入ったのが奇術愛好会でして(笑)そこで今の仲間とマジックに出会いました。今回は初の演出家として舞台には上がっていませんが、第四回までは全ての公演で出演をしています。
普段はフツーのサラリーマンですよ。」

――夢奇房の舞台で必要不可欠の演出担当に、今回はお話を聞きます! ではさっそく…今回の公演のテーマはなんですか?
鈴木(以下SU):ずばり「結婚式」。「夢ガーデン」という結婚式場を舞台に、笑いあり、涙ありの世界で1番幸せな一日をお届けしますよ。
佐野(以下SA):今回は、「幸せ」がテーマですね。
――なるほど、キーワードは、「幸せ」のようですね。
対談中
SA:そうですね。日々の小さな幸せ。一生に一度の幸せ。いろんな幸せに出会いながら、前に進んでいく。そんな「幸せ」の大切さを、この物語を通じてお客様(と関係者にも)伝えることができれば、と思ってつくりました。
――一番苦労した部分は?
SU:演出部分では、「日常」の中での「ありえない世界」を作るのが、大変だったなー。
――今までの公演とは、ちょっと違うんですね?
SU:そう。第二回公演以降、夢奇房は架空の世界でのファンタジーなストーリーを作ってきたんだけどね。今回は「日常にある風景」の中でいかにして「ありえない世界」を作るか、その部分に注力しました。
SA:俺は、仕事との両立で苦労したかなー。
SU:佐野は、練習にもなかなか来られなかったよなぁ…。
SA:こんなに練習に行けなかった年は、初めてだった!
SU:まあ、去年はニートだったからね。
SA:おい!(笑) ええまあ、そう、去年は無職で公演に臨んだし。今年は、転職して慣れない環境の中で、公演活動に関わるという状態でした。んで、そのためにいろんな人に迷惑掛けたことが、苦労した点ですねえ。
――演出面で、大変だったことはありましたか?
SA:演出部分が「長い!」って削られていくのは本当に辛かったです。まだまだ未熟だなあ…と。
――公演で、一番見てほしい箇所はどこですか?
SU:全体通して、基本は楽しいストーリーですが、感動も味わってもらえる展開に仕上がっています。何か心に触れて、涙してもらえたらうれしいですね。
SA:一番見てほしいところは…うーん、全部。一部分に絞れませんよ!
――お二人とも、「ここの場面」っていうより、全体を見てほしいって想いがあるんですね。
SA:物語そのものがプロデューサーとしての表現だし、演技そのものです。全部全部、「幸せ!」って空気を感じて欲しいなあ。
SU:そうだね。
対談中
――前回と違うこだわりは?
SU:毎回の公演で、新たな試みを実行していますが、今回も初めての試みをふんだんに取り入れています!!キーワードは「ことば」です。といってもただしゃべるだけでは終わらないですよ~お楽しみに。
SA:それから、今回は初めて早い時期に公演の設定を決めて、それに沿った演技づくりを各演者にお願いしたんです。まあ、設定を無視してくる演者続出だったけど…。
SU:(笑) いつもよりテーマが決まるのは早かったんだよねー。
SA:夏にはもう決まっていたね。その分、演者には色々苦労を掛けたと思うけど、全体としてのまとまりだったり、ストーリーのテンポなんかはいままでの夢奇房になかったテイストに仕上がったと思いますよ。
――最後に、この対談を呼んだ人だけに教える秘密を、お願いします!
SA:えー。質問者の意図をビシバシ感じるぞ。
――そんなこと無いですよ!
SU:えー、みなさん、このストーリーを作った張本人(佐野氏)は、公演終了後に本当に自分が結…
SA:おい! えーと、公演が終わったら、大切な事を発表します。。。くらいにとどめておきます。
SU:フィナーレの最後に現れるので、皆さん「祝福」してあげて下さいね~
SA:そういう鈴木こそ、自分のこといえな…
SU:(痛)!!
――えー、小乱闘になってきましたので、ここで対談終了します。 本番当日は、見ているだけで何もやることが無い!との演出チームですが、一番活躍しているのは、見えないけれどこの二人。演出チームの努力と苦労の結晶を、本公演でどうぞお楽しみください!