 
						
	カケル:みなさん、どうも。パティシエのカケルです。
	 そうですね、自己紹介と言いましても、自分の紹介よりもケーキの紹介をしたいぐらいで。
	 あぁ、一応チーフってことで、責任感とかありますよ。芸術性も追求したいし。
	 だけど、人を使うのがどうしても苦手で…部下に仕事覚えてもらわないと困るのに、
	 どうしても自分でやった方が早くできちゃうんです。なぜかって?
	 それはキッチンを見てくれればわかりますよ。
	
	 さて、時間もないので、この辺で。さぁ、仕事仕事!
	
	キィ:先輩!私の紹介もしてくださいよー。もうっ。自分でしちゃいますよー。
	  えっと…カケルチーフを影で支えている見習いのキィです。
	  好物はイチゴで、よく読むマンガは「夢奇コミック」
	  最近、困った時には、よく笑顔で乗り切ってます。
		
		
	
	――水野さんと優子さんは夢奇房初出演。水野さんは今年度から夢奇房に入ったんでしたね。
	水野(以下M):そうです。演者やりたくて、入ったんです。
	――優子さんのほうは、第3回4回公演では会場係で、今回ついに演者ですが…二人で演技するのは大変ですか?
	優子(以下Y):私が学生のときに、水野君と二人で演技したことがあったんです。でもそれは、後輩が出られなくなった代わりに私がっていう経緯だったから、一週間しか練習できなくて…
	M:おかげでなんか、非常に…二人距離感があったというか。
	Y:そうだよね(笑)
	 M:「なんで二人はそんな仲悪そうなんだ??」って感じを保ったままの雰囲気で出ちゃったんですよ(苦笑)。
	M:「なんで二人はそんな仲悪そうなんだ??」って感じを保ったままの雰囲気で出ちゃったんですよ(苦笑)。
	――今回は、そのリベンジなんですね~
	M&Y:(笑)
	――お二人は今回、パティシエ役になっていますが…秋ごろからもう決まってましたよね。
	M:当初はパティシエをやろうっていうより、やりたい手品があったんですよ。でも早々に没になってしまい(苦笑)。
	――パティシエ役をやってみて、どうですか?
	M:案外ただのマジックやっているより楽しいです。役の演技とか実はやってみたかったし、難しいけど練習は楽しい。最近はマジックをやるほうが面倒になっちゃったな(笑)。台詞なしで演技するのは難しいんですけど、それを練習するのは結構好きですね。
	Y:役がついたほうが、笑顔になれる! 学生のときはまったく笑顔つくれなくって。「ニヤリング」とかいわれた!
	――ニヤリング!?
	M:アピールのときとか、にっこりできないっていうやつ(笑)。
	Y:どこか、楽しくないって気持ちがあったのかなぁ。でも今回は、なんだか演技のなかに楽しみがあるみたい。
	M:役があると、演技に入り込みやすいよね。自分は最近、役入ってきてるんですよ。常にイライラしてる(←水野さんは、イライラする役)
	Y:水野君、私生活でもイライラしてる~(笑)
	M:私生活はまともだよ!
	――そんなキャラの見所は?
	 M:うーん…カケルの設定は、せっかちですごく仕事に関して厳しいっていう性格。パティシエとして有能ではあるんだけど、うまく後輩に伝えることができない…後輩を育てられないタイプですね!人を使うのが苦手な、典型的なタイプ(笑)。
	M:うーん…カケルの設定は、せっかちですごく仕事に関して厳しいっていう性格。パティシエとして有能ではあるんだけど、うまく後輩に伝えることができない…後輩を育てられないタイプですね!人を使うのが苦手な、典型的なタイプ(笑)。
	Y:だから私がやってるキィが、ダメなパティシエに見えちゃうんです~!
	M:カケルは、自分でやったほうが早い!って思っちゃう性格なんですよ。
	――なるほど、教えるヒマがあるならは自分でやる、って感じ?
	M:「ああ~!もういいから!」って感じで自分でやっちゃう。いちおう後輩のキィにも教えるけど、結局はイライラ!って(笑)。
	Y:キィはマイペースだからね。
	M:あ、でもそれはお互いそうかも?(笑)
	Y:(笑)。キィのキャラ設定は、あられちゃんみたいな感じ。
	 M:お?オレ、あられちゃんといっしょにやってるんだ!?
	M:お?オレ、あられちゃんといっしょにやってるんだ!?
	Y:あられちゃん天然ボケバージョンです。
	M:黒沢さんは、素で天然じゃない!
	Y:えー?
	M:演技中、たまにホント素のリアクションになってるよ(笑)。
	Y:演技しろって、水野君にいつも言われるんですよ~。
	M:黒沢さんは、普段のリアクション薄いんですよ。なんか、マジで素のリアクションされると、オレが黒沢さんに対して本気ですごい怒ってるように見えちゃうじゃないかー!
	Y:あれー水野君、悪役になるのがイヤみたい??(笑)
	――おっと、水野さん、意外と小心!
	M:いや、ほら、舞台に立ったとき「何であの人あんなキレてんだろ」なんて思われると、心外ですから!
	――これまで練習をしていて、苦労した点とかは?
	M:練習場所行くたびに思うけど、とにかく荷物が多い!
	Y:ていうか、たくさん運んでるのは私のほうだよ~ッ!!
	M:あとは二人で出ている意味、かな。一人で出ても大して変わんない、ていう演技にはしたくない。ダメ上司キャラでがんばらないと。
	Y:キィは、カケルに言われたことはやるんだよね!
	――自分から積極的に仕事するっていうキャラじゃないんですね。
	Y:指示まち人間??
	M:うわー、最近の子供たちにある傾向だ~。
	 ――ああ!そういえば水野さんも優子さんも、お仕事は教育関係! じゃあそのモヤモヤを今回の舞台に…
	――ああ!そういえば水野さんも優子さんも、お仕事は教育関係! じゃあそのモヤモヤを今回の舞台に…
	M:みろ!お前たちはこんな感じだ!
	Y:まったく、最近のこどもは…! みたいな(笑)。
	――公演に向けて意気込みをお願いします!
	M:オレは初夢奇房初舞台。グダグダ役の本気演技、本気グダっぷり(?)を存分に堪能していただければと。
	Y:演技はまだまだこれからだけど、とりあえずウエディングケーキはがんばって作ったので、見てください(笑)。
	M:そうそう!厨房に君臨してますから!
	M&Y:がんばりました!注目してくださいね。