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カウントダウンインタビュー公開!!!


レザック(秋山圭介)

レザックの武勇伝

武勇伝ねぇ……
まあ数え切れないほどあるんだが、そのうちの一つを紹介しようか。

オレの初舞台の話。
当時ペーパーランドで絶大な人気を博していた「パブリッシュ劇団」に
入団したのは十五歳のとき。それから二年間の厳しい修行を経て、
チョイ役ながら、ついに舞台デビューすることになったんだ。

そして本番当日。
楽屋で胸を躍らせながら出番を待っていると、なにやら神妙な顔つきを
した団長から呼ばれたんだ。そこで信じられない言葉が。

「主人公がピザの食べ過ぎで倒れた!お前代わりにできるか?」

オレは耳を疑ったね。団長なんてこと言ってやがるんだと。
ふとその瞬間、舞台の神様の声が聞こえてきたんだ。
「これはチャンスです。お引き受けなさい。」ってね。
舞台の神様がそうゆうならしょうがねえや、ってことで引き受けちまったよ。

もちろん主人公のセリフなんざ覚えてないし、何せ初舞台。
「なるようになれ!」と開き直って全部アドリブで演技したよ。
自分の持っているすべてを見せ付けた。結果は大成功!
お客さんは全員スタンディングオベーション。
いやー、びっくりしたね、HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!

その後はとんとん拍子で今の地位にのし上がった。
あのときの経験がなければ今の自分はないと、いつも思っている。
オレは舞台に立つために生まれた男だと、我ながら思うよ。


演目に関して、悩んだ点、難しい点、おいしい(と思う)点について教えてください。

自分の使うネタは色々な意味でデリケートなので大変。
また、今回の作品はたくさんの人数で舞台に立つということで、自分のペースで必ずしも進めないのが大変。
ネタに対しても、一緒に舞台に立つ人間に対しても、思いやりを持つことが今回の作品の成功のカギとなると思われます。

ただ、逆に言うとネタと人間の扱いがうまくいけば、これほどにぎやかで迫力があって面白い作品はないと思います。
今現在、作品の創りこみの段階だけど、必ず面白いものをお届けできると確信していますので、楽しみにしていてくださいな。

演順的には、ほぼ最後のほうということで、公演全体の印象を左右するという重要なポジションです。
が、ドMな自分にとってそのプレッシャーが結構心地よかったりします。
みんなから渡されたバトンをしっかりと受け取れるようがんばりまっす。

公演を見に来る人、見にこない人にコメントをお願いします!

夢奇房の舞台に立つときに、毎回思っていることが

「見に来たお客さんに、明日への活力を与えたい。」

ということです。特に最近は物騒な事件やら、自分で自分の命を絶つ人が急増していたりと、世の中に活力が足りないと思います。
公演を通じて少しでも、「明日もがんばろう!」とか「生きているってすばらしい」とか感じてくれたら幸いです。
少なくとも、出演する自分たちはそうゆうことを感じながら、舞台に立ちますので一緒にエネルギーを共有しましょう!たくさん見に来てね~。

Smile!Smile!Ambitious!