夢奇房の公演で登場するキャラクターたちにはみんなちょっと変わった名前が付いてます。
それぞれに所以や由来があったり、ダジャレだったりします。
今回は特別に前回公演「瞬」に登場したキャラクターたちの名前の由来を公開しちゃいましょう!
■支配人
そのままです。劇場の支配人。
名前を付けなかったのは、お客さん一人ひとりが「支配人」の
存在と自分自身を重ね合わせて欲しかったから。
■ドロシー
これもそのまま。オズの魔法使いのドロシーです。
実は劇場ではオズの魔法使いをモチーフにしたストーリーが展開されていたわけですよ。
幸せになって欲しい娘です。
■クラウンOZ
毎回OZです。
■タクト
「指揮棒」ですね。劇場の全てを指揮する始まりの象徴です。
オシャレな帽子がプレミアの証です。
■マダム・セレヴィ
マダムでセレヴなんです。もう演技そのもの。
それ以外になんて説明することもできません。
練習中は名前である「セレヴィ」と呼ばれることはほとんど無く、終始「マダム!マダム!」と呼ばれていました。
…いや、今もか。
■セバス
セバスチャンです。有能な執事なはずなんですが。
スポーツ新聞とロックが好きなちょっとイカシた執事さんです。
■クラベル
「クラップ」と「ベル(鈴)」。下らないあわせ技。
クラベルが奏でる音を名前で表現しようと思ったら思いの外、普通の名前になってしまった。
だれも由来をわかってくれない名前でした。
■ポルテ&ガイスト
ポルターガイストをもじってます。もちろんバレバレです。
でも「ポルテ」も「ガイスト」もなぜか思った以上にキャラクターにあった名前になってくれました。
こういうのが不思議だよなあ。
■プリンス・ピエル
本名はピエル・オディエンヌです。ピエールな感じだったので。
「オディエンヌ」は俺が食べていたおでんにボールを直撃させてダメにした恨みが込められています。
■ハート様
これはもうだれがみてもハート様。
スペードでもダイアでもクローバーでもありません。
僕のハートもがっつり捕まえられましたとも。
■スコア
劇場に残された魔法の譜面の化身だからスコア。
タクトとは、良いコンビです。
衣装と小道具の柄が同じなのが素敵です。
譜面のクセにドロシーを口説き落としてしまいました。
幸せにしてあげなきゃ破ります。
こうやってみると結構まんまなネーミングしてるなあ、俺。
第四回公演「シートと黄金の紙」は3パターンの名付け方をしています。
カウントダウンインタビューでわかるキャラクターもいると思いますので、
じっくりと考えてみてください。
ストーリーのヒントにもなっているので公演当日をお楽しみに!
プロデューサーのサノでした。