使用人ドロシー
支配人と共に、劇場で働く娘、使用人ドロシー。
彼女もまた、夢を忘れかけている者の一人である。
しかし、彼女自身、無意識のうちに持っていた夢が現実となり。。。
なぜここで働いているのですか? |
きれいな女優さんや素敵な踊り子さんをちょっとでも近くで見られると思って。 小さいころからそういうのにあこがれてきたところがあります。 私がそういうのを好きだって知っている人の紹介で、ここで働くことになりました。 ずっと家にいるわけにもいかないし、働きに出るほうが家のほうも助かりますし。 小さいころはオペラ歌手になるのが夢でした。 |
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普段の仕事での苦労話を教えてください。 |
支配人さんが元気でないのが気になります。何を考えているのかも悩んでいるのかも話してくださらないし。 本当は、こんな古いお屋敷たてなおせばいいのにと思うのですけれど、なんだか言えません。 ほかに人がいないので、私には話し相手もほとんどいません。 日が落ちると幽霊が出そうで実は怖いです。絶対、どこかにいると思うのですけど。 実家にはしばらく帰っていません。 |
将来の夢を教えてください。 |
小さいころ夢はありました。 それにちょっとでも近いものをと思って、ここで働いているのですが…。 今はあまり考えもしません。でも、幸せになりたいです。 |
(本人として答えてください)普段の自分との違いをどうぞ |
うッ・・・今の自分は現実的なのでだいぶ違うのであります。 私の中ではこの役柄は、赤毛のアンと「美女と野獣」のベルの性格を混ぜたようなもんだと思っています。 空想好きで本が好きでほかから見るとちょっと変わり者ってやつです。 それを考えると、ドロシーは小さいころの自分に近い気がします。 |